腫瘍
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症例 腫瘍
犬の精巣腫瘍
精巣腫瘍にはいくつかタイプがあります。 ・セミノーマ(精上皮腫) ・セルトリ細胞腫 ・ライディッヒ細胞腫(間質細胞腫) 停留精巣(陰睾)ではセミノーマ、セルトリ細胞腫の発生が増え、これらの腫瘍により雌性化(性格変化、乳腺 […] -
症例 腫瘍
犬の肛門脱・直腸脱・直腸粘膜脱(T細胞性リンパ腫 高グレード)
俗にいう『脱肛・脱腸』です。 肛門から粘膜が出しまう状況です。 犬でもネコでも起こります。まだ幼い1~3か月齢では時折見られ整復すると治るケースが多いです。直腸のポリープや、会陰ヘルニア、手術後など・・・病因・原因がある […] -
症例 腫瘍
犬のリンパ節の腫れ(B細胞リンパ腫 高グレード)
リンパ節の腫れ -
症例 腫瘍
犬の消化管腫瘍(T細胞リンパ腫 高グレード)
消化管は食道・胃・小腸(十二指腸・空腸・回腸)・大腸(盲腸・結腸・直腸)と続く口から肛門までの管状構造を指しますが、発生する腫瘍は多種に及びます。小腸に発生した血液細胞の腫瘍『リンパ腫』の症例についてです。 一般的に進行 […] -
症例 腫瘍
猫の白血病ウイルス感染症
白血病とは・・血液のがん。白血病細胞が骨髄を占拠し、正常造血機能を抑えるために、正常の血液細胞(赤血球、白血球、血小板)が産生されなくなります。 白血病をを引き起こすので『白血病ウイルス』という名前が付いていると思われま […] -
症例 腫瘍
陰茎に発生した乳頭腫
『乳頭腫』とは体表にできる上皮系腫瘍の1つです。 全身の皮膚、眼瞼、会陰などに発生し直径1cm以下のことが多いです。 ウイルス(パピローマウイルス)感染によって乳頭腫ができることもあります。パピローマウイルス感染によって […] -
症例 腫瘍
皮膚のイボ・シコリ(手術写真あり!閲覧注意)
皮膚が赤くなった…、皮膚に湿疹ができた…、皮膚にイボができた…、皮膚にシコリができた… ワンちゃん ネコちゃんの体を撫でる際や、ワンちゃんネコちゃんが体をかゆがったり、出血が見られたり…様々なタイミングで皮膚の異変に気づ […] -
症例 腫瘍
肛門周囲腺上皮腫(肛門周囲腺腫)
肛門周囲に発生する腫瘍の大部分は肛門周囲腺腫 / 肛門周囲腺癌、あるいはアポクリン腺癌 肛門周囲腺腫(良性)は、尾の付け根周囲や包皮など 『肛門』以外にも発生します。ホルモン依存性の腫瘍で去勢手術をしていない高齢オスに多 […] -
症例 腫瘍
心臓腫瘤の3症例
いずれもワンちゃんの症例で右心房に腫瘤(シコリ)が出来ていました。 シコリ発見以前から心臓の疾患が疑われたワンちゃんもいれば、突然発症したワンちゃんもいます。今回紹介する心臓の右心房にシコリを形成する病気は、ワンちゃんで […] -
症例 腫瘍
慢性リンパ性白血病
血液の腫瘍です。『白血病』は耳にした事がある方も多いと思います。 上の写真は血液の写真で、増殖したリンパ球(紫色の細胞)と赤血球(ぼやけた色の丸い細胞)が写っています。 ワンちゃんでは中齢~高齢で時々見ら […] -
症例 腫瘍
犬の消化管腫瘤(リンパ腫)の一例
『4・5日前から急に歩かなくなり、ドライフードを食べなくなった』との主訴で来院 日常的に起こりうる症状ですが、お腹にシコリができていたワンちゃんの一例です。 血液検査では、白血球増加、高血糖、リパーゼ高値 腹 […] -
症例 腫瘍
犬の乳腺腫瘍の肺転移
乳腺腫瘍は犬、猫で一般的に遭遇する機会の多い腫瘍で、雌犬では全腫瘍の52%を占め、良性及び悪性の比率は50:50と言われています。 小型犬では良性がやや多いとも言われていますが・・・ 悪性の場合小型犬、大型犬問わず肺やリ […] -
症例 腫瘍
ワンちゃんネコちゃんの腫瘍について②
腫瘍疫学 人では血液型O型はマラリアにかかりにくいとか、日本人は腎臓が弱いとか・・言われますが、犬、猫の腫瘍にも特徴、傾向があるので紹介します。 初めに 腫瘍発症の平均年齢は犬で9.2歳、猫で9.9歳。犬猫ともに高齢にな […] -
症例 腫瘍
ワンちゃんネコちゃんの腫瘍について
こんにちは 院長の石川です。 『皮膚にシコリが見つかった』『昔からあるイボが大きくなった』などオーナー様が気付く体表腫瘤の他に、レントゲンや超音波検査で体内腫瘤を発見することもあります。 一言で『腫瘤』といってもイロイロ […] -
症例 腫瘍
ネコの皮膚扁平上皮がんの一例
12歳の元気なネコちゃんが、皮膚のシコリの診察で来院されました。 シコリは数年前からあり、膿が出たり、治ったりを繰り返しており、ネコちゃんはシコリが腫れてくると気になるようで舐めてしまうとのことでした。 はじめて当院へい […] -
症例 腫瘍
犬の皮膚肥満細胞腫の一例
12歳。元気なワンちゃんが皮膚の痒みで来院しました。 皮膚はポッと熱感があり、わずかに隆起部位があり周囲が赤くなっていました。 『肥満細胞腫』が疑われたため細胞の検査結果を待ち、後日手術で切除することにしました。 この腫 […] -
症例 腫瘍
猫の消化管腫瘍の一例
食欲がなくなった。との主訴で来院した15歳のネコちゃんの一例です。 小腸に出来た腫瘍を切除し、手術後は順調に回復し退院しました。 腫瘍は『リンパ腫』という悪性腫瘍でしたが、内科的に治療を頑張ることにしました。
皮膚
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症例 皮膚
新しいフードのご案内
アレルギーの療法食 「オールスキンバリア」が発売されました。 『皮膚の痒み』はワンちゃんの診察で最も多い症状です。 もちろん痒みの原因は様々ですが、今回紹介するフードはアレルギーの治療用フードです。 アレルギーと言っても […] -
症例 皮膚
猫形質細胞性足皮膚炎
『1か月前から肉球が腫れはじめ、他の動物病院で好酸球性肉芽腫かもと言われた』とのことで来院したネコちゃん。 ≪ 症 例 ≫ 日本ネコ 1歳7か月(推定) 去勢オス 四肢肉球が1か月前からぷにょぷにょ腫れ始め、歩きにくい […] -
症例 皮膚
皮膚のイボ・シコリ(手術写真あり!閲覧注意)
皮膚が赤くなった…、皮膚に湿疹ができた…、皮膚にイボができた…、皮膚にシコリができた… ワンちゃん ネコちゃんの体を撫でる際や、ワンちゃんネコちゃんが体をかゆがったり、出血が見られたり…様々なタイミングで皮膚の異変に気づ […] -
症例 皮膚
性ホルモン関連性皮膚炎の一例
9歳、雄のポメラニアンさん。 数ヶ月前からの広範囲脱毛があり、最近皮膚炎が悪化したとのことで来院されました。 元気で一般状態は良好。去勢手術はしておらず、今まで大きな病気歴なし とのことでした。 先ず、身体検査!! […] -
症例 皮膚
猫の皮膚炎
こんにちは GWも後半ですね。生活リズムの変化で体調を崩すのは人も動物も一緒です。日中の暑さは動物にとっていっそう負担になりますので気をつけてあげてくださいね。 さて、今日は猫の皮膚疾患、特にアレルギーを疑うケースを紹介 […] -
症例 皮膚
マラセチア性皮膚炎
9歳のシーズー、元気なオスのワンちゃんが来院しました。 1年半前から皮膚炎があり、体臭、フケ、痒みがひどくなったなったとの事でした。 皮膚の発赤、肥厚、脱毛が著しく、皮膚を検査したところ、細菌が多数確認され、薬の内服及び […] -
症例 皮膚
ウサギさんの皮膚腫瘤の手術例
元気なメスのウサギさん。左の胸にできものがあり、時々出血するとのことで来院しました。 手術は短時間で終わり、手術部位への細菌感染防止に抗生物質を処方し即日帰宅しました。術後も元気・食欲良好です。 今回のでき […]
一般外科
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症例 一般外科
猫の膀胱結石
膀胱結石、尿路結石あるいは下部尿路疾患と言われ、日常的に遭遇する疾患の1つです。 症状は『頻尿』『血尿』が一般的です。 猫に頻尿症状(トイレに何回も行く・・・外陰部やペニスを執拗に気にしている・・・排尿姿勢をするが尿が出 […] -
症例 一般外科
マイボーム腺上皮腫の一例
目の辺縁(眼瞼)には『マイボーム腺』という『脂質』を分泌する分泌腺が並んでいます。 このマイボーム腺が良性の腫瘍性変化を起こし、シコリを形成したのが『マイボーム腺上皮腫』です。 『目にイボ・シコリができた』という相談は時 […] -
症例 一般外科
半導体レーザーを用いた治療
半導体レーザーは手術の際に皮膚切開したり出血を止めたり、体の外から患部に照射して関節痛などの痛み軽減に用いたり、緑内障の治療など…様々な用途で用いられています。 当院の診療においても手術等で日頃からレーザーを使用していま […] -
症例 一般外科
胆嚢破裂【胆泥症、胆嚢粘液嚢腫】
胆嚢切除 -
症例 一般外科
尿道閉塞による膀胱破裂
尿道閉塞とは、何らかの原因で尿道が詰まって出ない状況です。結石や血餅、尿道栓子が詰まるケースが多いです。 『尿が出ない』という症状が時に軽視され1~2日間家庭で経過観察されてしまうケースがあります。尿が出ない…?したくな […] -
症例 一般外科
乳腺腫瘍に鼠径ヘルニアが隠れていたケース
乳腺腫瘍は犬・ネコ問わず日頃遭遇することの多い腫瘍です。避妊手術をしていない、あるいは2歳以降に避妊手術をした中・高齢の犬・ネコに多いです。オスにも見られます(発生頻度は稀で、乳腺腫瘍の1%以下)。 さて、発情周期が不整 […] -
症例 一般外科
チェリーアイ 第三眼瞼腺脱出
『突然、目が腫れた!』との主訴で来院されるケースが多いです。 目頭(目の内側)に第三眼瞼腺(涙を分泌する腺)があり、炎症などで腫れるとポロンと突然シコリが目頭に出現します。 飼い主さんは突然の変化にびっくりして来院されま […] -
症例 一般外科
腸重積の一例
腸閉塞(イレウス)と聞いて先ず脳裏に浮かぶのは『異物誤食』ではないでしょうか? オモチャ、ぬいぐるみ・・・猫ではビニール袋、毛糸の紐などを食べてしまった結果、それら異物が腸に詰まる現象です。それらは機械的(又は物理的)イ […] -
症例 一般外科
短頭種症候群・短頭種気道症候群
フガフガ、ゼーゼーする呼吸、ズーズーするイビキ・・・ パグ、フレブル、ブルドックさんでは『フガフガした呼吸』は特に異常ではなく、日常的な呼吸です。ただし、呼吸困難を伴うと短頭種症候群という閉塞性気道障害かもしれません。 […] -
症例 一般外科
股関節脱臼
股関節脱臼した症例に対し、麻酔下で整復を行ったケースです。 『小型犬がテーブルから落下し、その後後足をビッコ引くようになった!!』とのこと。 体重5.0kg 活発な小型犬 レントゲンにて右足 股関節脱臼を確認し、その日の […] -
症例 一般外科
胃拡張-胃捻転症候群
『突然腹部が膨れてきた!!』との主訴で来院 緊急手術となりました。 捻転を戻し、他臓器を確認、再発防止措置を実施して手術終了となりました。 胃拡張-胃捻転症候群は緊急性が高く、発症後数時間で死に至るケ […] -
症例 一般外科
脾臓の結節性過形成
14才、メスの柴犬が食欲低下と歩行時のふらつきの症状で来院されました。 血液検査では、炎症所見と肝臓パネルの経度上昇が見られ、腹部超音波検査で脾臓の腫大がありました。 脾臓が腫れ、膨らむ病変がある際には良性、悪性問わ […] -
症例 一般外科
犬の膀胱・尿道結石の一例
8才のワンちゃんが、昨日から尿が出ずに元気がないとのことで来院されました。 レントゲンを撮ると、膀胱内に7個程度、尿道に3個(ペニス先端から10cmに2個、13cmに1個)の石が詰まっており、膀胱はパンパンな状況でした。 […] -
症例 一般外科
オモチャを誤飲した犬の胃切開手術
まだ幼い約5カ月のトイプードルさん。『子供のオモチャの一部を食べてしまった』とのことで受診。 レントゲンで胃の中に直径1.5cm程度の異物を確認し、オーナー様が持参した同一異物の大きさ、形状から手術することとなりました。 […] -
症例 一般外科
犬の膀胱結石の一例
6才のワンちゃんが頻尿症状で来院されました。 手術で膀胱内の石を取り除きました。手術後2日間は尿道にカテーテルという管を通じてオシッコしてもらい問題なかったので3日入院して退院となりました。 現在は石が再度出来ないよう食 […]
一般内科
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症例 一般内科
犬のジアルジア感染症
ジアルジアは、小腸に寄生する原虫で下痢・血便を起こすことが多い。 ジアルジアによる『下痢』でも、腸から十分栄養を吸収できず低タンパク血症が起き腹水、体重低下、削痩、命に関わる場合もあります。 他の病気でも下痢は起きますが […] -
症例 一般内科
セミントラ 高血圧症治療薬の発売
猫用 慢性腎臓病治療薬として従来からセミントラ4mg/ml(水色の箱)が市販されていました。 セミントラは液体なので猫に投薬しやすく継続しやすい!と評判の良い薬だと思います。効果・効能はネコの慢性腎臓病で起きやすい腎臓の […] -
症例 一般内科
チョコレートの誤食
【チョコレート中毒】 チョコレートが犬に有害であることは広く知られていると思います。 チョコに含まれるテオブロミンやカフェインが有害成分となります。 『チョコレート』と言ってもミルクチョコレート、ビターチョコレート・・・ […] -
症例 一般内科
猫の尿道閉塞(尿道栓子)
尿道栓による尿道閉塞 ストルバイト結晶の関与 若齢のオス -
症例 一般内科
猫の白血病ウイルス感染症
白血病とは・・血液のがん。白血病細胞が骨髄を占拠し、正常造血機能を抑えるために、正常の血液細胞(赤血球、白血球、血小板)が産生されなくなります。 白血病をを引き起こすので『白血病ウイルス』という名前が付いていると思われま […] -
症例 一般内科
アジソン病(副腎皮質機能低下症)
副腎という器官をご存じでしょうか? 腎臓のそばにあってステロイドホルモン(ミネラルコルチコイド、グルココルチコイド)を分泌する器官です。 アジソン病は副腎が徐々に委縮して、副腎から分泌されるステロイドホルモン分泌が不足・ […] -
症例 一般内科
胆嚢破裂【胆泥症、胆嚢粘液嚢腫】
胆嚢切除 -
症例 一般内科
混合ワクチンについて
犬・猫の混合ワクチン接種は定期的に行いましょう。 近年、混合ワクチンについて動物病院によって考え方のバラツキがあるようにも思います。 当院での取り扱いは次の通り。 ・幼少期(1歳未満)のワクチンは従来どおり2回または3回 […] -
症例 一般内科
ネコの好酸球性肉芽腫症候群・無痛性潰瘍
以前から皮膚アレルギー症状で来院のあったネコさんが、『口が腫れた!!』との主訴で来院されました。 5歳 メス(避妊) 屋外へ出かけるネコさんです。 好酸球性肉芽腫症候群は、今回紹介しました症例のように唇が腫れクレーター […] -
症例 一般内科
ネコのユリ中毒
ユリは猫にとって毒性が強く、1~2枚の葉や花びらの誤食でも重度の障害が出ます。 『誤食』と言っても実際に摂取した量は不明なことが多く『植物で遊んでいた…』『植物をかじった跡があった…』も注意が必要です。 身近な植物だとチ […] -
症例 一般内科
てんかん
ワンちゃん、ネコちゃんで時々遭遇する病気『てんかん』についてです。 『てんかん』は大脳での電気的異常興奮によって痙攣、震えなど様々な症状がでます。 マウス、鶏、サル、豚、牛、ライオン・・地球上で暮らす生物に […] -
症例 一般内科
条虫感染症について
『肛門に米粒のようなものがついている』 『ウンチに米粒のようなものが付いている』 『ウンチの中で白いものが動いた…』 という異常に気付き、来院されるケースが多いです。 下の写真は直径約4mmの白い瓜実条虫の片節、その片節 […] -
症例 一般内科
免疫介在性血小板減少症
『首のシコリから出血が止まらない』との主訴で来院 体重5.7kg 心臓に雑音(弁膜症、僧帽弁閉鎖不全症)がありますが、性格の良いマルチーズさんです。 血液検査では、白血球増加、軽度貧血(Ht 33%)、血小板ほぼなし、A […] -
症例 一般内科
ネコの糖尿病
ケース1『インスリン注射を止められた症例』 雑種10歳 避妊メス 雑種 もともと中程度腎不全(BUN 36mg/dl、CRE 3.0 mg/dl)があり、定期的に健康チェックを行っていたネコちゃんです。 『最近飲水量が増 […] -
症例 一般内科
犬の糖尿病
『水をよく飲む!!』が気になったら要注意です!! ワンちゃんで多飲多尿の症状が出る病気の代表例は、糖尿病、クッシング症候群、腎不全、感染症が多いです。 多飲:1日に体重1kg当たり100ml(体重5kgのワンちゃんで50 […] -
症例 一般内科
ワクチンについて
こんにちは 2019年秋に当院で取り扱う混合ワクチンを変更しました。 ワクチンの名称(製品名)は変わっていますが作用・効能が大きく異なる事はありません。 ≪犬≫ 5種及び7種ワクチンを取り扱っています。 従来、当院では基 […] -
症例 一般内科
犬の心臓病について
こんにちは。 初夏の良い時期ですが、日中の暑さはワンちゃんにもかなりきついようです。 最近咳が増えた!呼吸が荒い!と感じたら早めに動物病院へ。 『突然ワンちゃんが失神して倒れた』『咳をするようになった』『最近、呼吸が荒い […] -
症例 一般内科
犬の急性膵炎の一例
動物の嘔吐は飼い主様にとって心配な症状の1つですよね。 ・普段吐かないワンちゃんが、突然吐いている・・・ ・普段から1回/週程度吐くけど、昨日から3回以上吐いている・・・ ・フード変更してから朝方に吐く・・・ ・長時間お […] -
症例 一般内科
ワンちゃんの腹部膨満(循環不全による腹水貯留)
『ワンちゃんのお腹が膨れてきた!!』 part2です。 先日ブログで書いたように腹部膨満の背景には肥満、便秘、胃腸内ガス、お腹の腫瘍、お腹の出血・液体貯留などを考えていきますが、今回は心臓病による腹水貯留について書きたい […] -
症例 一般内科
ワンちゃんの腹部膨満(犬のクッシング症候群)
こんにちは。 『ワンちゃんのお腹が膨れてきた!!』という事があります。 肥満、便秘、胃腸内ガス、お腹の腫瘍、お腹の出血・液体貯留など原因は様々ですが、クッシング症候群というホルモン疾患について紹介します。 […] -
症例 一般内科
猫の舌炎
あまり遭遇した事のない症例でしたので紹介します。 2歳のネコちゃんが突然、元気、食欲がなくなりヨダレを垂らしている。とのことで来院されました。 熱が41℃!!(体の組織が死に始める高温です。) お口を確認すると、舌先端が […]
歯科処置
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症例 歯科処置
犬の歯根尖膿瘍、根尖周囲病巣
歯の根元(根尖部)周囲に膿がたまって、周囲の組織が壊れてしまう状況を根尖周囲病巣と言います。 進行すると歯を支える骨に瘻管(ろうかん:膿の出る管)ができ、皮膚に穴が開き、膿が出るようになります。出血を伴い血膿が出ることが […] -
症例 歯科処置
犬のスケーリング処置
歯石、口臭、よだれ、歯茎からの出血、口を気にする・・・などの症状からスケーリングの相談が良くあります。 6~10歳くらいで1回スケーリングをするといいと思います。歯科疾患になるか否かは口腔環境が大きく関与し、3歳でも歯が […] -
症例 歯科処置
乳歯の抜歯について
こんにちは久しぶりのブログ。今回は、乳歯抜歯についてお話します。 当院では避妊、去勢手術時に『乳歯を抜きましょうか?』と飼い主さんへ乳歯の抜歯を提案することがあります。 通常犬、ネコとも7ヶ月齢程度で乳歯から永久歯へと生 […] -
症例 歯科処置
猫の抜歯処置
犬も猫も口腔疾患を抱えるケースは非常に多いです。 歯磨き習慣のある『人』でも歯周病の完治は難しいと言われています。まして、歯磨き習慣のない『動物』の口腔疾患は悪化の一途をたどる傾向があります。 デンタルケアは口腔疾患の悪 […]
その他
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症例 その他
新しいサプリメントのご案内【アニミューン センダンαプラス】
主に【がん治療】のためのサプリメントです。 ■アニミューン (飼い主様がインターネットで購入) 免疫の維持・生活の質(QOL)向上効果を期待しすべてのシニア期のワンちゃん・ネコちゃんに使用可能なサプリメントです。 アニミ […] -
症例 その他
新しいフードのご案内
アレルギーの療法食 「オールスキンバリア」が発売されました。 『皮膚の痒み』はワンちゃんの診察で最も多い症状です。 もちろん痒みの原因は様々ですが、今回紹介するフードはアレルギーの治療用フードです。 アレルギーと言っても […] -
症例 その他
顔面の腫れ
『顔が腫れる』という症状に時々遭遇します。 『顔が腫れる』という症状を私たち〝ヒト″のケースで考えてみると…食物・薬物などのアレルギーでも腫れます。寝過ぎで?顔がむくむこともあります。また顔全体が腫れることは稀かもしれま […] -
症例 その他
同居するワンちゃん・ネコちゃんのケガ
ワンちゃん、ネコちゃんを飼っていると『1匹だと寂しいかな?可哀そう…』など同居のペットがいることへ憧れてしまうことってありませんか? 私たちも一人っ子の人は兄弟・姉妹喧嘩に憧れ、兄弟・姉妹が多い人は一人っ子に憧れ…と言っ […] -
症例 その他
チェリーアイ 第三眼瞼腺脱出
『突然、目が腫れた!』との主訴で来院されるケースが多いです。 目頭(目の内側)に第三眼瞼腺(涙を分泌する腺)があり、炎症などで腫れるとポロンと突然シコリが目頭に出現します。 飼い主さんは突然の変化にびっくりして来院されま […] -
症例 その他
サプリメントについて
当院で取り扱いのあるサプリメント ネット通販等で様々なモノが簡単に入手できますが、ペットを取り巻くサプリメントも例外ではありません。 動物病院とまったく同じものも多数ネットで購入できます。 (動物用)医薬品と異なり、サプ […] -
症例 その他
猫の下部尿路疾患(特に尿路閉塞について)
『何回もトイレに行く・・・』 『血尿が出た・・・』 『トイレに行くが尿が出てないようだ・・・』 『急に吐くようになった。そう言えば2日間オシッコが減っている・・・』 と言った症状で飼い主様が気付く事が多い病 […] -
症例 その他
角膜潰瘍
眼が開かない。眼をシパシパさせる。という症状によく遭遇します。 細菌、ウイルス感染、異物、アレルギー、犬では逆まつ毛(睫毛乱生、睫毛重生、異所性睫毛) その他、ドライアイ、物理的刺激(シャンプー、花粉)等の結果、炎症が起 […] -
症例 その他
異物誤食について
年末年始に焼き鳥の串、人の薬、チョコレート、布など・・・様々な症例が来院されたので紹介です。 『変なモノを食べてしまった!!』というトラブルはペットの幼少期、食欲旺盛な犬・ネコ、特定なモノに執着がある場合によく起こると思 […] -
症例 その他
タオルケットを誤食したワンちゃん
こんばんは 寒い日が続きますので、飼い主の皆様もペットの皆様もお身体に気をつけてくださいね。 今年もインフルエンザ流行の季節ですね。ネコのインフルエンザが人に伝染する というニュースご覧になりましたか? 今までインフルエ […] -
症例 その他
マイクロチップの挿入
こんにちは 『マイクロチップ』をご存知ですか?? 災害時やワンちゃんネコちゃんが屋外へ脱走、逃走した際に、固体確認を確実に、円滑に行うための情報記憶装置です。 ワンちゃんネコちゃんの皮膚の下(脂肪組織の中)へマイクロチッ […] -
症例 その他
夜間救急の症例について
ゴールデンウィークなどの行楽シーズン、猛暑の時期は夜間救急に関する問い合わせが度々あります。 当院での対応事例を何例か紹介しますね。 ・呼吸があらい 体重8キロの雑種犬 血液検査大きな異常なし。レントゲン検 […] -
症例 その他
ワンちゃんの角膜炎
こんにちは 新緑がきれいで、ワンちゃんとのお散歩が心地よい時期ですね。 『昨日から目が開かない』『目をシバシバさせる』など目に関する診察も意外と多いので、慢性角膜炎の1例を紹介します。 14才 ビーグル 元気いっぱいで甘 […] -
症例 その他
猫の出産兆候(破水)
こんにちは 1月頃から猫の発情、避妊手術について相談を受けることが多く、 また、2月、3月は『気付いたらウチの猫のお腹が大きくなっていた!!』など 出産・繁殖に関する患者さんが時々いらっしゃいます。 お話をうかがうと意図 […]