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症例 腫瘍
肛門周囲腺上皮腫(肛門周囲腺腫)
肛門周囲に発生する腫瘍の大部分は肛門周囲腺腫 / 肛門周囲腺癌、あるいはアポクリン腺癌 肛門周囲腺腫(良性)は、尾の付け根周囲や包皮など 『肛門』以外にも発生します。ホルモン依存性の腫瘍で去勢手術をしていない高齢オスに多 […] -
症例 腫瘍
心臓腫瘤の3症例
いずれもワンちゃんの症例で右心房に腫瘤(シコリ)が出来ていました。 シコリ発見以前から心臓の疾患が疑われたワンちゃんもいれば、突然発症したワンちゃんもいます。今回紹介する心臓の右心房にシコリを形成する病気は、ワンちゃんで […] -
症例 腫瘍
慢性リンパ性白血病
血液の腫瘍です。『白血病』は耳にした事がある方も多いと思います。 上の写真は血液の写真で、増殖したリンパ球(紫色の細胞)と赤血球(ぼやけた色の丸い細胞)が写っています。 ワンちゃんでは中齢~高齢で時々見ら […] -
症例 腫瘍
犬の消化管腫瘤(リンパ腫)の一例
『4・5日前から急に歩かなくなり、ドライフードを食べなくなった』との主訴で来院 日常的に起こりうる症状ですが、お腹にシコリができていたワンちゃんの一例です。 血液検査では、白血球増加、高血糖、リパーゼ高値 腹 […] -
症例 腫瘍
犬の乳腺腫瘍の肺転移
乳腺腫瘍は犬、猫で一般的に遭遇する機会の多い腫瘍で、雌犬では全腫瘍の52%を占め、良性及び悪性の比率は50:50と言われています。 小型犬では良性がやや多いとも言われていますが・・・ 悪性の場合小型犬、大型犬問わず肺やリ […] -
症例 腫瘍
ワンちゃんネコちゃんの腫瘍について②
腫瘍疫学 人では血液型O型はマラリアにかかりにくいとか、日本人は腎臓が弱いとか・・言われますが、犬、猫の腫瘍にも特徴、傾向があるので紹介します。 初めに 腫瘍発症の平均年齢は犬で9.2歳、猫で9.9歳。犬猫ともに高齢にな […] -
症例 腫瘍
ワンちゃんネコちゃんの腫瘍について
こんにちは 院長の石川です。 『皮膚にシコリが見つかった』『昔からあるイボが大きくなった』などオーナー様が気付く体表腫瘤の他に、レントゲンや超音波検査で体内腫瘤を発見することもあります。 一言で『腫瘤』といってもイロイロ […] -
症例 腫瘍
ネコの皮膚扁平上皮がんの一例
12歳の元気なネコちゃんが、皮膚のシコリの診察で来院されました。 シコリは数年前からあり、膿が出たり、治ったりを繰り返しており、ネコちゃんはシコリが腫れてくると気になるようで舐めてしまうとのことでした。 はじめて当院へい […] -
症例 腫瘍
犬の皮膚肥満細胞腫の一例
12歳。元気なワンちゃんが皮膚の痒みで来院しました。 皮膚はポッと熱感があり、わずかに隆起部位があり周囲が赤くなっていました。 『肥満細胞腫』が疑われたため細胞の検査結果を待ち、後日手術で切除することにしました。 この腫 […] -
症例 腫瘍
猫の消化管腫瘍の一例
食欲がなくなった。との主訴で来院した15歳のネコちゃんの一例です。 小腸に出来た腫瘍を切除し、手術後は順調に回復し退院しました。 腫瘍は『リンパ腫』という悪性腫瘍でしたが、内科的に治療を頑張ることにしました。