こんにちは!動物看護師の臼井です🐶
長かった夏も終わり、10月に入ってから肌寒く感じる日が増えてきましたね🌬️
私はねこちゃんを2匹飼っているのですが、夜布団に入ってくるようになるとあーもう冬だなと感じます😂
今回はもうすぐ来る冬に備えてシニア犬の冬の防寒対策について書いていこうと思います!
寒くなるとシニア犬は筋肉量の低下によって体温調節機能が低下するため体温が下がりやすくなり、体調を崩しやすくなります。
具体的には免疫力の低下、消化器系の働きが悪化することによる下痢や嘔吐、関節が冷えて痛みが出たり、硬くなったりして動きずらくなることがあります。
そこで動物看護師として冬を元気に過ごすためのポイントをまとめました📝
🏠室内の防寒
・温度管理
暖房は20-25℃が目安です。
ただし犬種や体格などによって寒さの感じ方はそれぞれなので、愛犬の様子を見ながら調整が必要です。
暖房の風やヒーターが直接当たらないようにすると乾燥を防げます。
・寝床
床からの冷えを防ぐための断熱シートやラグマット+毛布が◎
高さを少しあげると関節への負担も軽減できます🛌
🧥防寒アイテム
・セーターなどの洋服
ゆったりしたサイズで首や胸が閉まりすぎないものを選びましょう。
素材は伸縮性のあるものが動きやすくておすすめです!
・靴下やブーツ
足先の冷えを防ぎ、外でも滑りづらくなります。
履かせる時は愛犬が嫌がらないよう短時間からゆっくり慣らしていきましょう☘️
・ネックウォーマーやマフラー
首元を温めると体温の保持に効果的です🧣
きつく締めすぎないように注意しましょう!
🐕🦺散歩の工夫
・寒い日は日中などの比較的暖かい時間を選ぶ
・服や靴で冷え対策
・関節が硬くなりやすいので無理のないペースと距離を!
ここまでいくつかポイントをあげてみましたが、
そもそも愛犬が今暑いと思っているのか寒いと思っているのか、、、悩むシーンもあるかと思います。
言葉で「寒い!」「暑い!」を動物たちは教えてくれないので
愛犬たちの体のサインで判断してあげましょう👍✨
鼻を隠すように全身を丸めて寝ている、手足や肉球が冷たい、体を震わせているといった行動は寒いときのサインです。
逆にパンティング(ハァハァという荒い呼吸)、お腹をフローリングなどにつけて放熱する行動は暑い時のサインです。
愛犬が自ら涼しい場所へ移動できるよう、暑さから逃れられる場所も用意しておきましょう!
皆さんの愛犬たちが快適に過ごせるよう、よかったら日常に取り入れてみて下さい🌟