狂犬病ワクチンと混合ワクチン

こんにちは。動物看護師の佐藤です。

桜の季節になりました。皆さんはお花見されましたか?🌸段々と暖かくなってきてお家のワンちゃんとお出かけする機会が増えるのではないでしょうか。ドックランに行ったりワンちゃんと一緒に入れるカフェなどに行っても楽しそうですよね。そういうところに行くとワクチン打ってますか?証明書ありますか?など聞かれることがあります。なんとなくうってるけどなんの為なんだろ。いっぱいあって何が何だか分からない。という方もいると思います。今回は犬のワクチンについて少しお話しさせていただきます。

犬のワクチンには、大きく分けて2つ種類があります。狂犬病ワクチンと混合ワクチンです。

狂犬病ワクチンは飼い主の義務として基本的に毎年接種させることが定められています。

混合ワクチンは飼い主の判断で接種させることが出来ます。

狂犬病ワクチンとは、狂犬病のウイルスに感染するリスクを減らすために接種するワクチンです。狂犬病は人にも感染する人畜共通感染症です。犬では初期症状として発熱、頭痛などの風邪のような症状。進行すると興奮気味になり攻撃的になります。人では強い不安感、高熱、全身けいれんが起きます。どちらも最終的には、呼吸困難になりやがて死に至ります。感染している動物に咬まれたり、引っかかれることで感染します。治療法はなく致死率はほぼ100%なので、ワクチンによる予防が極めて重要とされています。

混合ワクチンにはいくつか種類があります。4種混合ワクチンや5種混合ワクチン、6種や7種、10種もあります。これは予防をできる感染症の数です。当院では5種混合ワクチンと7種混合ワクチンを取り扱ってます。

5種混合ワクチンは基本的な①ジステンパー②犬パルボウイルス感染症③犬パラインフルエンザウイルス感染症④犬伝染性肝炎⑤犬伝染性喉頭気管炎が入っています。

7種混合ワクチンには5種にプラスしてネズミが媒介するレプトスピラというものが入っています。レプトスピラには2つの型があり合わせて7種になります。感染症の症状については下記の画像をお読みください。もう一つの画像は混合ワクチンの種類の一部になります

お家のワンちゃんに何を予防をしてあげたいか考え、打ちたい数の種類が入っているワクチンを取り扱っている病院を探してみてください。

当院で接種していただく際、5種か7種どちらにしようか悩まれる方もいると思います。7種に入っているレプトスピラは関西の方で感染が多く確認されており、ネズミが保持している細菌なので、森の中にたくさん遊びに行ったり、家にネズミがたくさんいるという事でなければあまり気にしなくても大丈夫とお話ししています。ですが、感染する可能性が0ではないので心配な方は7種の方を打っていただいても全然大丈夫です。

狂犬病ワクチンは1年に1回接種が義務付けられています。混合ワクチンは義務ではないので飼い主様の判断によりますが当院の7種だと1年に1回、5種だとワクチンとしての有効性は3年持続しますとお話しさせていただいてます。3年に1回だと心配な方や、トリミングサロンやドックランに行くときに1年に1回打ってくださいという場合は1年に1回打っていただいて問題ありません。

どちらのワクチンも副作用が出てしまう子がたまにいます。持病がある子、心配な方や今までワクチンを打って疑いが出たことがある子などは接種する前にご相談ください。

狂犬病ワクチンは1年の間でしたらいつ打っていただいても大丈夫ですが4月~6月が一般的な接種期間です。当院では、4月~6月末まで狂犬病のキャンペーンをおこなっていますのでよろしければこの機会にご利用ください。

混合ワクチンもいつ打っていただいても大丈夫です。いつ接種したか忘れちゃうから同じ時期に打ちたいという方は同じ日にちで打つのは当院ではオススメしておりません。狂犬病ワクチンを先に打たれるなら2週間程開けて混合ワクチンの接種。混合ワクチンを先に打たれる方はひと月ほど開けてから接種していただくようお話しています。 

狂犬病ワクチンは4月頃に、混合ワクチンは接種されてから1年後か3年後かを飼い主様に選んでいただき、当院からワクチンの時期のハガキを送らせていただいてますのでなるべく接種忘れがないようにさせていただいてます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。